罪悪感…試食したら購入すべき?

2015年2月12日

スーパーマーケットで買い物をしていると、日によっては試食コーナーをやっていることがありますよね?美味しそうな物だとついついつまみ食いをしてしまうという人もいるでしょうが、試食してもその商品を買うわけではないんだとか。そこで今回は試食をした後で、その商品を手にする人がどれぐらいいるのか、アンケートをとってみました。

【質問】

スーパーの試食を食べてから、商品を購入したことはありますか?

【回答数】

ある:80
ない:11
試食は食べない:9

試食品の味と販売員の押しが大事かもしれません。

アンケートの結果、試食コーナーで試食した物を購入したことがあるという人が大半を占めました。

購入した理由としては、「ソーセージなど、おばさんが対面で試食を渡してくると買わないと悪いような気がするので」という回答からは、試食しておいて買わないと、せっかく調理して食べさせてくれた人に申し訳ないのではないかという一種の罪悪感を感じたから、と考えていることが読み取れます。また、「試食販売員の人がいる時は断り辛い事もあるので買ってしまう事もあります」という回答からは、販売員の人の勧誘が巧みであったために購入した、と言うことが言えるかもしれません。
さらに、「食べて予想以上においしい時もあって購入に繋がる事もあります」という意見もあり、試食でおいしく調理して、商品の味をわかってもらうことが売り上げにつながるのかもしれません。

試食しても買わないという人も中にはいるようです。

アンケートの結果、試食をしても商品を買ったことがない人が次に多く、次いで試食をしたことがないという順番でした。
「だいたい買うものは決めて買い物に行くことが多いので、試食で買うことはない」というように、試食をしても買わないという人は、前もって買いたい物をしっかり決めているから、余計な物を買わないのだろう、と考えているのかもしれません。
また「試食して、特別、買いたいと思ったものがなかったので、商品を購入したことはありません」というように試食した上で気に入った商品がないために買わなかった、というのも理由の1つかもしれません。
また、試食をしたことがない理由としては、「試食を食べたときにその売り場の店員にいろいろ話しかけられたりするのが面倒だから」というように、店員に色々と商品を勧められることに抵抗を感じている、ということがまずは推察されます。

売り方が上手だと試食コーナーは生きるのかもしれません。

今回の試食コーナーに対する商品購入の経験についてのアンケートでは、大半の人が商品を購入したことがあると回答しました。
回答理由からは試食した際の店員の勧め方や食べてみた味で購入を決意した、ということが推察されました。
一方で購入したことがないという人については回答からは実際に試食してみて気に入らなかった、という単純な味な問題も理由の1つとして考えられると思われました。
したがって、試食コーナーを介して売り上げを伸ばすためには、店員の接客技術や調理の上手さが求められるのかもしれませんね。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・女
■調査期間:2014年1月14日~1月23日
■有効回答数:100サンプル

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